旧約聖書に出てくる女性たち
ハンナ

サムエルの母。

子供のできないハンナに夫エルカナは言った。
『ハンナよ、なぜ泣くのか。なぜ 食べないのか。
なぜふさぎ込んでいるのか。

わたしにとって、あなたは十人の息子にもまさる
ではないか。』といつも慰めていた。

ハンナは祈りの中で、
「もし神が祈りに応えて男子を授けて下さるなら、
その子を主に捧げます。」と、シロの聖所で誓った。

それを察したシロの聖所の祭司エリは、
『安心して帰りなさい。イスラエルの神が、あなたの乞い願うことをかなえてくださるでしょう』と、 つたえた。

「ハンナは、『はしためが御厚意を得ますように』
と言ってそこを離れた。

その後ハンナは身ごもり、
月が満ちて男の子を産んだ。

主に願って得た子供なので、
その名をサムエル(その名は神)と名付けた。」

乳離れを待って、
シロの聖所のエリのもとに連れて行った。

ハンナは言った。
『祭司様、あなたは生きておられます。
わたしは、ここであなたのそばに立って主に祈っていた
あの女です。

わたしはこの子を 授かるようにと祈り、
主はわたしが願ったことをかなえてくださいました。

わたしは、この子 を主にゆだねます。
この子は生涯、主にゆだねられた者です。』
と、彼らはそこで主を礼拝した。」

こうして、
イスラエルの歴史中最も重要な働きをした
預言者の一人であるサムエルが誕生しました。